猫を飼いたい・・猫を飼おうと思っているけれど、実は飼ったことがない。
何を用意すればいいのかも分からないし、猫とどう接すればいいのかも分からない・・
病気になったらどうすればいい?分からないことだらけで不安。
猫を飼うのが初めてで、色々な疑問や不安を抱えていたり、こんな素朴な疑問・・今更誰かに聞けない!と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
猫を飼った後はどんな生活になるのか?なかなか想像できないと思われている方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここでは初めて猫を飼う人向けに、猫を飼うにあたって準備するものや、猫はどんな生き物でどう接すればいいのかを簡単にまとめてみました。
初めて猫を飼う・・という方はぜひ読んでいただければ幸いです。
Contents
初めて猫を飼う人へ・・猫ってどんな動物?
猫によって飼うまでの境遇や生まれつきの性格もあるので一概に「猫ってこうだよ!」とは言えないのですが
基本的に猫は気分屋で、甘えん坊な時もあるけれど、付かず離れずの関係を求めるところがあります。
生まれてすぐ〜1ヶ月くらいでお母さん猫から離されて人間に育てられた猫は、基本的には人間に甘えやすいです。
しかし、2ヶ月過ぎまでお母さん猫だけに育てられた猫は人間を怖がる傾向があります。
また、野良猫出身で生まれてから保護されるまで人間と関わりのなかった猫に関しては、人に懐くまで結構な時間がかかる傾向があります。
虐待をされていたり多頭飼育崩壊の現場にいた猫などかわいそうな境遇で育った猫もそうです。
ペットショップやブリーダーから購入した猫だから大丈夫だろうと思われる方もいるかもしれませんが
ペットショップやブリーダーから購入した猫であっても、人に懐きにくい猫もいるようです。
これは生まれ持った性格や資質もあるのだろうと思います。
初めて猫を飼うけれど猫アレルギーかも?心配な人は検査をしてもらうのが吉。
猫を飼いたいけれど、家族の誰かが猫アレルギーだったり、今まで猫と関わったことがないから猫アレルギーかどうか分からない・・という人もいるかもしれません。
猫アレルギーであっても必ず飼えないというわけではないですし、軽度であれば猫との接し方に気をつけたり、薬などを服用しながら飼っている人もたくさんいます。
猫のフケや毛、唾液、猫から分泌されるホルモンなど、猫のどんな部分にアレルギー反応が出るかは人それぞれで
検査をしてもらっても、はっきりとは分からないこともあります。
ただ、猫のフケや毛などのアレルギーは血液検査で分かるので、心配な方は医師に相談して検査をしてもらっても良いでしょう。
また、ペットショップやブリーダー、個人から猫を買ったり、譲渡してもらった場合は基本的に猫を返すことはできないので、
病院で血液検査をしたり、猫を飼っているお家に遊びに行ってみて、あらかじめ猫アレルギーかどうかを確かめてみるのもいいかもしれません。
保護猫の施設から猫を引き取った場合、施設にもよりますが大抵、猫を引き取ってから一週間くらいの期間はトライアル期間を設けていて
トライアル期間内にアレルギー反応が出たり、色々トラブルが起きた場合は施設に猫を返すという制度もあります。
かかりつけの病院を探しておく。
猫がまだいないのに病院なんて。。と思うかもしれませんが、猫は犬に比べてワクチンなども少ないし、病気などにもかかりにくいのですが
それでも年に数回はノミ取りやフィラリア予防、ワクチンなどで動物病院のお世話になることがあります。
動物病院を訪れる必要はありませんが、近くに動物病院あるのかくらいは、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
特に子猫の場合は、体調が安定せずすぐに下痢をしたり熱を出したり猫風邪にかかったりすることがあり、病院によく連れて行くことになる可能性が高いです。
また、猫が体調を悪そうにしていたらすぐに動物病院に連れて行ける人はいるのか?連れて行ける環境なのか?
猫を飼う前に病気や怪我をした場合はどう対応するのか?を事前に決めたり考えておく必要があります。
初めて猫を飼う・・猫はどんな環境のお部屋が好き?
猫は人間同様、猫だけのスペースというものが必要です。
人間で言うところの、暗くて狭い個室みたいな感じです。人間でも狭いところに入るのが好きって言う人いますよね。それと同じで
猫は基本的に暗くて狭い、人間から隠れられるスペースが大好きです。これは子猫でも成猫でも同じです。
ダンボールの箱だったり、家具の隙間や下だったり・・でも家具の隙間や下など入られては困るところは極力塞いで入れないようにしておきます。
ケーブルやコンセントなどが密集してあるところは事故につながる可能性もあるので必ず出入りまたは触らせないようにしましょう。
猫を初めて飼うならば用意しておきたい物
初めて猫を飼うのであれば、買って損しないものをいくつかご紹介していきたいと思います。
猫用ケージ
猫の安心できる場所を作るためにも、ケージは必要です。
留守にする際は猫をケージに入れておくことで、事故防止にもつながりますし、来客が来た際などもとても便利です。
ケージは場所を取らない床が狭くて高さのある物も売られていて、ペットショップでもホームセンターでもそちらの方がよく売れてはいるみたいですが
できれば、トイレや餌皿が入って少し余裕ができるくらいの床の広さがあり、
二段目以降に置く台の大きさが、猫用のベッドを置いたり、餌皿を置いて猫が普通に食べれるようなスペースのある大きめなものを選ぶと良いです。
猫のケージをそんなに高さは必要なのか?と思われる方もいるかもしれませんが
二段以上あると猫も自力で上り下りするので、留守中でも運動不足にならずに済みます。
また、普段からケージに慣れさせておけば、災害や地震などで家が倒壊し住めなくなった際、保護猫の施設などに預ける場合も対応しやすいです。
我が家のごま&くるみが住んでいるケージの紹介記事はこちら・・参考にどうぞ↓
二部式の猫用トイレ
猫用のトイレですが、これは保護猫施設や個人で保護している人から猫を引き取る場合は貰えたりします。
ですが、自分でトイレを購入して用意する場合、どんなタイプのものが良いのか色々出ていて悩みますよね。
我が家はホームセンターでユニチャームのドーム型トイレを購入したのですが、猫砂も流せるタイプをチョイスすればウンチをトイレに流せますし
猫砂の下は二部式になっていて、おしっこを吸い取るシートを格納できて、取り替えるのも週に1回で楽チンでしかも匂いがかなり軽減されます。
ごま&くるみは保護猫の施設から引き取ったのですが、施設の方が言うには、猫砂の下にシートを敷くタイプの二部式のトイレの方が日々のお手入れやお掃除も楽だしオススメと言っていました。
ドーム型トイレは好みがあるかもしれませんが、私としてはドーム型にして匂いが軽減できるかと言うと「?」です。
ウンチしてすぐはドームトイレであってもどうしても匂ってきますが、すぐにウンチを拾って捨てたり水に流してしまえば匂いは消えます。
猫にとってはドームトイレの方が狭くて暗くて自分の匂いがして居心地のいい場所にはなるので、トイレで粗相をするような子も、トイレで用を足しやすくなるかもしれません。
良質なキャットフード・餌皿
猫は人間のように毎日違うものを食べるのではなく、基本的には同じエサをずっと食べさせます。
猫のエサと言っても大量に入った激安品と、高品質を謳った高いエサがあります。
残念なことに、大抵の場合、猫のエサの質は値段と比例していることが多いです。
ホームセンターやペットショップ、スーパーなどで激安のキャットフードが売られていて手を伸ばしたことがある方もいるかもしれませんが
激安のキャットフードには、発がん性が疑われている着色料や、毒性の強くて海外では使用が禁止されている酸化防止剤、保存剤、
4Dミートと言って死んだ動物のお肉や病気の動物のお肉を入れて混ぜてある可能性が極めて高いです。
食べてすぐに健康を害すると言うことはありませんが、長期間食べ続けると色々な病気を引き起こす可能性があります。
事実、値段が高くて毒性の高い成分や4Dミートなどが極力含まれていないエサを食べることで
病気にもなりにくくなるし、毛艶も全然違ってきます。
猫の好みや体質に合わせて、なるべくいいキャットフードを選んであげるのが良いです。
ただ、猫のお腹は結構デリケートで急にエサを変えるとお腹がゆるくなったり吐いてしまうことがあります。
なので、最初は今食べているエサに徐々に、新しいエサを混ぜていき、一週間〜10日ほどで完全に移行させるのが一般的です。
また、餌皿はひっくり返さないタイプのものを選ぶと良いでしょう。
ちなみに、ごま&くるみは今の所食物アレルギーはありませんが
グレインフリー(穀物不使用)で白身魚ベースの高品質キャットフードの【モグニャンキャットフード】 を食べさせてます。
保護してきたばかりの時は、色々子猫特有の病気にかかったりして、大変だったのですが
モグニャンを食べさせてから、ごま&くるみは毛艶が良くなって元気に過ごせてます^^
猫用ベッド
甘ったれてくる猫でいつも人間と一緒に寝てると言う人もいますが、猫専用のベッドを用意してあげるといいでしょう。
子猫の場合だと人間と一緒に寝ると知らないうちに猫を押しつぶしてしまったりすることもあります。
最初から猫のベッドを用意しておくことで、猫の匂いがついて安心して寝られますし、何よりふかふかのベッドで寝かせてあげたいですよね。
また、猫は暑がりなので、冷却パッドやクールマットを下に敷くことができる大きさのものがオススメです。
隠れられる場所
先ほども言いましたが、猫は基本的に狭くて暗いところが大好きです。
飼い始めの頃は、ケージの中にダンボールが置いてあると、さらに安心できるみたいです。
猫用の隠れるための箱などはペットショップやホームセンターなどで売っていたりするのでそちらを購入しても良いですが
あまり見栄えなどを気にしないのであれば、スーパーなどでタダでもらえるダンボールでもOKです。
猫を飼うことに不安を感じているならば、相談できる人を探しておく。
猫を飼い始めると、やはり生き物相手ですので「あれ?こんなはずでは。。」と思うことや
「あ〜!どうしよう!」と思うようなことが、少なからず出てきます。
そんな時に頼りになるのが、猫を飼っている友人・知人、動物病院の獣医、猫の譲渡主(ペットショップや施設のスタッフなど)です。
本当であれば、身近な知人友人、家族などに猫を飼っている人がいれば相談しやすくて良いのですが、
猫を飼っている人が知っている人にいない・・いても自分とは飼い方や性格が合わない・・と言うケースも多いと思います。
最近はインスタグラムやツイッターで猫の写真やつぶやきをアップすると、親切な人がメッセージやコメントをくれたりします。
困った時の対策として、SNSなどを活用しても良いですね。
また、動物病院の獣医さんとも仲良くなっておくと猫の健康や状態で気になることがあった場合、
誰よりも的確なアドバイスをくれるのでとても助かります。
飼い方や猫の性格などで悩んでいる場合は、経験豊富な保護猫施設のスタッフやペットショップのスタッフに相談すると色々聞いてもらえたり対策を考えてくれたりしますので
猫の世話とはいえ、うまくいかず一人で悩んでいると、ノイローゼや精神的に不安になってしまうこともあります。
なので猫を飼うことに不安を感じても、一人で抱え込まずに誰かに相談できる状態をあらかじめ作っておくことで
不安を軽減され、前向きに猫ちゃんと向き合えるようになります。
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